○ 貼り付け材質の浮き、反りまたは欠損

・貼り付け材質の浮き、反りまたは欠損
前項でお話ししましたサイディングのつなぎ目から水が入ることを入れさせないとお伝えしましたがコーキング材の劣化によって通常の雨または季節によって雪などによる水分がサイディングのつなぎ目から侵入します。さらに窯業系サイディングの表面は焼き付け塗装しているのでコーティングされているのですが年数と共に撥水性がなくなり防水が効きにくくなり水の侵入もあります。
強固な材質ですがこの窯業系自体は粘土、ケイ砂、石灰岩などから陶磁器、瓦、ガラス、セメントなど非金属を原料として高熱処理し造られています。耐震性、防耐火性に優れていてデザインも豊富で意匠があり耐久年数もあるので新たに壁を貼りかえる時にはお勧めします。ただし、この窯業系の材質でも経年劣化で水を吸収する素材でもあります。水分を染み込ませて湿った状態から自然乾燥の繰り返しで年数が経てば反ったり浮いたりとすることもある材質でこの反りとは膨張や伸縮で曲がったりします。

窯業系サイディング 剥離 (膨張や伸縮で曲りその後、剥離や欠損した状態)

また、施工している部分が浮いてきます。横から見ると反って浮いているのがわかることもあります。
この反りは修復が不可能ですのでなるべく早めの対応が必要です。それには水分を含まない方法をとるのが賢明でしょう。

窯業系サイディング 反りやボードの浮き (太く見える線が反って浮いている。)

このサイディングは重ね張り施工時に元の壁に胴縁(木の枠)を打ち込みます。その時に使われるのが釘です窯業系サイディングボードに打ち込みます。

重ね張り施工時に元の壁に胴縁(木の枠) (重ね張り施工時に元の壁に胴縁(木の枠)を打ち付けます。)

先ほどお話ししました反りがこの釘打ちの所に跳ね返るように反るとなると強固なサイディングボードでも割れたりその部分から表面の剥離がでてきます。
この窯業系のサイディングには水を含みこませないようにしましょう。

外壁の塗り替えが必要になる目安と症状

外壁の塗り替えが必要になる目安と症状
壁のひび割れや剥離
雨染みの浸透
金属からのシミや錆の浸食
チョーキングやコケ、藻の付着
貼り付け材質の浮き、反りまたは欠損
貼り付け材質との合わせのコーキング材の劣化
外窓の建具廻りのコーキング材の劣化

外壁塗料の選び方

外壁塗料の選び方
ア ク リ ル (5~7年)
ウ レ タ ン (8~10年)
シ リ コ ン (10~15年)
フ ッ 素 (15~20年)
光 触 媒 (15~20年)
ムシプロテック